辛かったことが2つ、嬉しかったことが1つの2015年。


辛かったことが2つ、嬉しかったことが1つの2015年。




1年ぶりのブログ更新。
辛いことが2点。
嬉しいことが1点。
内、1点はまだ継続中の辛いこと。
そんな渦中にいる中、ブログまで意識がまわらない1年でした。

辛いことと嬉しいこと、それは二つで一つ。

嬉しかったのは、2015年8月12日に第3子の次男が生まれたこと。



この子は奇跡の子と私は思っている。

妊娠何週目かの時、いつものように会社へ向かうべく
玄関で靴を履く私。その後ろで見送る妻。

ドアを開けて「行ってきます!」っと言った瞬間、
「大量の血」破水だった。

初めてではないだけに、一瞬で心が曇る。
病院に駆け込み、ドクターに言われた一言は一生涯忘れない。

「もう難しいです。今から手術をしますか?」っと。

とてつもない悲しみを抑えきれない妻の鳴き声。
地球の回転が止まったような感じがした私。
やっと出た言葉が、

「もし1%でも、命の可能性があるのであれば、そこにかけたい」

っと。

先生は、2〜3日に様子を見てから考えましょうか?
っと、その場で入院が決まる。

それから1週間、2週間と過ぎ、不思議にも羊水が増え始めました。
まさに奇跡。先生は、

「すごいですね。それでも40週は持たないでしょう」っと。
そして、呼吸器系などの障がいを持って生まれてくる可能性が
高いです、っと付け加えて言ってくれた。

私は命がつなげたこが、最悪のことを考えると嬉しかった。
産まれてくれれば、愛情を注げる。
産まれてこれない以上の不幸はないっと。

それから、長い入院生活。辛かったことは数えきれない。
精神的には、
・妻がまだまだ小さい長女長男と生活が出来なくなったこと。
・毎日不安にさらされながら病院の天井を見続ける妻。そんな妻を見るのも、
 それ以上に、妻もしんどかったかと。
・仕事と育児に追われる自分。
 特に、2人の子にご飯を食べさせ、お風呂に入れ、寝かしつける。
 そして、朝4時頃に起きて仕事を始め、6時半に子どもを起こす。
 着替え → 朝食 → 歯磨き → 一時保育…。それから仕事に向かう。
 育児に、「しんどい・疲れた」って言葉は何の意味もなさないだな。
・毎日、子どもを連れて病院へ足を運んだ帰りに、静かに泣く子ども。
 まだ3才の長女だけど、分かっていて我慢している姿には心が痛む。

経済的には、
・一時保育 2,400円/日×2人×数か月。
 これは本当にしんどかった。
・入院費…。高額医療だけど、かなりの費用が掛かった。

色んな人の手助けがあって乗り越えてきて、
8月12日に無事に「慧(けい)」を産んでくれた妻。
本当に感謝。

長男の時も入院生活が長かったし、
今回も長かった。
仕事と育児を両立してみて、男は女には勝てない。
いや、勝つなんてあつかましい話なんだろうな。

男性の育児参加がどうのこうのっと世間では言われているけども、
一週間くらい、妻が子どもを置いて家出をすれば、そこで初めて
育児の大変さを実感するんだろうな、男性は。
そこまでしらしめないと、男性の意識は変わらないだろうっと、
男性の自分が思う。

また、当事者になって思ったことは、
妊娠・出産・育児に関して、
公的サービスも、民間サービスもさほど充実していないこと。

まだ近くに実家があるので、助けを求めることが出来たけど、
近くに頼れる人がいない家族は、子どもを産み育てることをためらう
のも当然ですね。
きっと、出生率を上げるなどの議論をする場合、
女性の経験者だけの部会を作って制度設計しないと、何も変わらない
のだろうな〜っと、思った1年でした。

もう一つのしんどかったこと。
それはまた改めて…。

小倉譲 拝
 

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